2016年理事長所信


公益社団法人 比企青年会議所
2016年度 理事長所信

紫藤 俊介

思い遣り伝播

一人ひとりの思い遣りが優しさ溢れる強い地域を創る





 我々比企青年会議所は1981年に東松山青年会議所として発足し、比企青年会議所への名称変更、2014年には公益法人格移行を経て現在に至りますが、会の名称は変わっても先達の熱い想いは変わることなく今に引き継がれてきました。
昨年35周年を迎え、その創始の想いをしっかりと引き継ぎながら、今後迎える40周年に向け、時代と地域に合致したJC運動を展開していかなければなりません。
日本人は人情に厚く、助け合いの精神を多く持ち合わせています。しかし現代の日本においてはその精神も失われつつあるのも事実なのではないのでしょうか。
このままでは人付き合いも希薄になり、人を思い遣る心の欠如した無関心な社会となってしまいます。
我々の比企の地が日本人の持ち合わせている美徳を失うことなく、優しさ溢れる故郷であり続けるためには、一人ひとりが優しくあるために、強い意志を持ち思い遣りを伝播させることが重要です。
そのためには我々がより強い団体となり誠実な気持ちを持って、事業を展開し優しさ溢れるコミュニティーを確立していく事が重要です。
日々誠実さを忘れることなく、思い遣りを持ち活動を続け、「優しさ溢れる強い地域」の創造に向け邁進してまいります。

【誠実を誓い合う強い仲間との絆】
 我々の一人ひとりの思い遣りを伝播させるためには多くの仲間が必要であり、会員拡大が急務となります。5年後に訪れる40周年を見据えた上でも足元をしっかり固め、強いLOMを作ることが最優先です。そのための組織拡大は2016年に確実に達成しなければならない課題であります。
 長きにわたり諸先輩方が地域へ向けて我々の魅力を伝え、共感・共鳴を得続けたおかげで今我々は存在しています。ただ漠然と地域の中を模索するだけでなく、過去の実績を踏まえ、新たな発想を持って地域の同志を集います。

【堅固なLOM創り】
 会員拡大は急務ではありますが、多くの仲間を集うためには我々自身が魅力ある人間として輝いていなければなりません。新たな会員を受け入れる土台作り、また新入会員、対象者の育成が欠かせません。入会歴の浅いメンバーが多くみられる近年において、我々も改めて原点に立ち返った上で現代においての魅力あるJAYCEEとは何かを見出さなければなりません。今後我々の40周年への道標を見据えた上で、地域の方一人ひとりの思い遣りある誠実な行動がより魅力あるJAYCEEを創り「強い組織作り」への第一歩となります。

【思い遣り溢れるこども達の共育】
 少子高齢化が危惧され、核家族が増加する現代においてこども達を育てるのは地域の責任です。またインターネット等の普及によってコミュニケーションが頻繁になる一方、相手の目を見て言葉を用い、気持ちや感情を伝え合う事が少なくなりつつあります。
 家庭、地域、そして我々が共にこども達と触れ合い向かい合う事で、我々自身も気づき、そして学びを得る事が出来ます。
 地域の資源を生かし、五感で感じられる体験を通じて情操を育み、こども達が元来持ち合わせている思い遣り・優しさを持った強い心のこども達の育成をして参ります。

【人情に厚い故郷の創造】
 比企地域は再開発進む市街地から豊かな丘陵、日本の原風景が残る里山まで様々な顔を持ち合わせています。我々は比企地域の魅力を活かし様々な事業を展開してまいりました。
地域の方との連携の中でコミュニティーが生まれ、継続する事でコミュニティーが確立し、よりこの地域は強くなれると考えます。
 「まち」を形成するのは「ひと」です。地域の方一人ひとりが思い遣りの精神を持ち、相互扶助を確立することで、人情厚い故郷の創造へと導きます。
連携・継続・強化を推し進めることで「故郷と呼べる比企」へ向けて第一歩を踏み出します。

最後に
 新たな未来へ向けて第一歩を歩み出す年となります。先達の想いをしっかり継承し、継続を大切にした上で、新たな発想を持って行動して参ります。
一人ひとりの思い遣りが優しさ溢れる強い地域を創る。明るい豊かな未来への第一歩として「思い遣り伝播」を合言葉に全力で邁進して参ります。